
生物 · 棘皮動物
Pentremites godoni
出典の時代背景(種の存続期間ではない) · ≈ 340–320 Ma
推定生体復元
Pentremites godoni
概要
Pentremites godoniは、花のつぼみのような形をした石炭紀の海の動物です。茎の上に硬い体があります。植物のように見えても、ウニやヒトデと同じ棘皮動物に属するウミツボミ類です。[2][4]
イラストを読み込み中…
主な事実
つぼみの5列は花びらではなく、食物を集める領域です。生きていたときは、その縁に多くの細い付属肢が付いていました。化石によく残る体に、こうした繊細な構造を加えて考えると、姿が変わります。[1][2][4]
時代と場所
石炭紀、およそ3億4000万~3億2000万年前ごろの地層で知られます。現在のアメリカ・イリノイ州の前期石炭紀の化石でも出会えます。そこの昔の海には、茎を持つ棘皮動物が暮らしていました。[3][4]
年代範囲は出典の文脈を示し、この種の全存続期間を意味しません。
大きさ・形態・骨格
硬い板が、つぼみのような体を作ります。体には5つの摂食領域があり、下へ茎が続きます。細い摂食付属肢、体、茎の、異なる太さを合わせて見られます。[1][2]
イラストを読み込み中…
生息地と繁殖
ウミツボミ類は、海で水に運ばれてくる小さな食物をこし取って食べる仲間です。細い付属肢が食物を集め、体の食物の通り道へ送ります。花のように立つ外形の中に、水流を利用する動物の暮らしがあります。[4][2]
化石の発見
イリノイのPentremites godoniは、大学の化石収蔵品でも紹介されています。1985年の研究は、Pentremitesの複数の成長段階と近縁関係を合わせて分析しました。小さな体を複数の大きさで比較すると、成長と進化の物語がつながります。[1][4]
出典
- Waters, Horowitz & Macurda1985 — Pentremitesの成長と進化
- Bauer — Fossil Focus: Blastoids
- Paleobiology Database — Pentremitesの化石産出記録
- College of Wooster — イリノイ州の石炭紀のPentremites godoni
- Qiao & Shen2012 — 大巴山脈の後期ミシシッピ紀の腕足動物
- 国際層序委員会 — 地質年代表
- Treatise on Invertebrate Paleontology — Gigantoproductus
- Paleobiology Database — Pentremitesの化石産出記録
- College of Wooster — イリノイ州の石炭紀のPentremites godoni
- Bauer — Fossil Focus: Blastoids
研究の問い
幼い体と成長した体は、同じ比率なのでしょうか。成長に伴い体の形がどう変わるかを比較します。個体の成長変化と種間の違いを合わせて読むことが、ウミツボミ類の研究方法の1つです。[1]
観察ポイント
5つの摂食領域から、細い付属肢と下側の茎へ目を移してみてください。つぼみのような外形の動物が、海水中の食物を集める姿を思い浮かべてみましょう。[1][2]
関連する生物
石炭紀の海の腕足動物とウミツボミ
GigantoproductusとPentremitesは、異なる地域の石炭紀の海の動物です。現在の中国・大巴山脈西部とアメリカ・イリノイ州の資料をつないで読み、腕足動物の2枚の殻と、ウミツボミ類の茎・体をそれぞれ見てみてください。