
生物 · シダ類の系統
フィロテカ・アウストラリス
化石記録の年代範囲 · ≈ 290–251 Ma
推定生体復元
Phyllotheca australis
概要
フィロテカ・アウストラリスは、節のある茎のまわりに細い葉がぐるりと輪をなして付く、トクサ類の植物です。節ごとに丸く取り巻いて付いた葉をたどりながら、その姿を知ることができます。[1]
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主な事実
ペルム紀の南極には、グロッソプテリスの葉など、いくつもの植物化石が残っています。茎のまわりに葉が集まって付いたフィロテカも、この古い植物化石群の小さな一員です。[1]
時代と場所
2005年の研究は、地層・花粉の対比をもとに、南極のこの化石群をペルム紀中期と解釈しました。産地は、ドロンニング・モード・ランドのヴェストフィエラにあるフォッシルリュッゲン(Fossilryggen)です。[1]
年代範囲は出典の文脈を示し、この種の全存続期間を意味しません。
大きさ・形態・骨格
茎には縦の稜があり、節ごとに細い葉が取り巻いて付いています。葉の下の部分は一部が合わさって茎を包む葉鞘をなし、外側へ開く先はとがっています。[1]
フィロテカ・アウストラリスは、節ごとに細い葉が丸く取り巻いて付く植物です。1955年の再記載では、葉の長さをふつう約1cm、短い例と長い例まで含めると約3〜15mmとまとめました。この小さな葉が基部で互いにつながって、茎を包んでいました。[5]
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生息地と繁殖
研究者は、現生のトクサと比べて、この植物が比較的湿った場所で育っていたと解釈しました。化石は、川の水があふれて堆積物が積もる氾濫原の細かな堆積物と、暗い色の古い土壌層に保存されました。[1]
化石の発見
研究は、のちに名前の基準として選ばれた3388番の標本を、パリ国立自然史博物館の資料として記録しました。南極の標本の比較には、タウンローの1955年の記載も使われました。[1]
出典
研究の問い
葉のない茎だけを見るときと、葉の付いた茎を見るときとでは、分類の手がかりが変わってきます。研究者は、茎の稜と、節に付いた葉をあわせて比べました。[1]
観察ポイント
図は、LO 9382tで葉が付いている茎の区間を表現しています。縦の稜から節と葉鞘へと視線を移しながら、細い葉が開く位置を見てください。[1]
関連する生物
ペルム紀の茎と葉で出会う植物
フィロテカとガンガモプテリスは、異なる地域と時期のペルム紀の植物の資料です。南極の節のある茎と取り巻く葉、インドの広い葉と葉脈をそれぞれ見ながら、ゴンドワナの植物のさまざまな形を比べてみてください。